パルスオキシメーターのトラブルシューティング手順

概要

パルスオキシメーターは、指先・足の指・鼻梁など、脈拍が取れる部位に装着できる小型の非侵襲・無痛の測定機器です。赤外線技術と特定波長を利用して、血液中の酸素化ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの割合を算出し、酸素飽和度(SpO₂)をパーセンテージで表示します。通常、呼吸が楽になるためには90〜95%の酸素飽和度が必要です。機器を常に良好な状態に保つことで、正確な測定結果が得られます。

必要なもの

  • アルコールワイプ
  • 除光液(ネイルポリッシュリムーバー)
  • 綿球

手順

  1. 機器が汚れていないか確認し、信号を妨げる汚れや油分がないかチェックします。使用前後にアルコールワイプで拭き、常に充電スタンドに置いてバッテリーがフル充電の状態を保ちます。

  2. 測定部位を変えてみます。指や足の指を別の部位に変えると読み取りができる場合があります。測定に使用しない手足で心拍数や血圧などのバイタルサインを確認し、ネイルポリッシュが付いている場合は除光液と綿球で除去します。

  3. 医療機関のポリシーに従ってアラーム設定を行います。誤作動で偽アラームが鳴りやすいので、患者さんをできるだけ静止させ、不要なアラームを減らす工夫が必要です。

  4. 使用環境の室温を快適に保ちます。極端に寒い・暑いと機器の測定精度が低下し、誤った数値が表示されることがあります。

  5. オキシメーターのプローブを指の適切な位置に装着します。締めすぎず、ずれないように注意し、患者さんが快適と感じる位置になるまで微調整します。

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