化学で扱うアルコールの種類と特徴

アルコールとは

アルコールはヒドロキシ基(-OH)を持つ有機化合物で、構造や形態はさまざまです。ヒドロキシ基の結合位置により一次、二次、三次アルコールに分類され、性質も変わります。飲用以外にも工業用途が多く、中には有毒なものもあります。

メタノール(メチルアルコール)

沸点は65℃で可燃性があります。化学式は CH₃OH。主な用途はホルムアルデヒドや合成ガソリン、プラスチック、染料の原料です。メタノールは毒性が強く、飲用は危険です。

エタノール(エチルアルコール)

沸点は78℃で可燃性です。飲用できる唯一のアルコールで、燃料として単体またはガソリンと混合して使用されます。燃焼すると二酸化炭素と水が生成されます。また、香料や化粧品にも添加されます。

プロパノール(プロピルアルコール)

沸点は97.15℃で、無色・無臭に近いエタノールに似た匂いがあります。印刷インクや化粧品の溶剤として広く利用され、アンフェタミンなどの原料製造にも使われます。

グリセリン(グリセロール)

石鹸製造の副産物として得られ、人体に無害です。医薬品やアイスクリームなど多くの食品に使用され、粘度が高く甘味があります。冷却すると固体になります。

ブタノール(ブチルアルコール)

沸点は170℃で、透明な可燃性液体です。強いアルコール臭が特徴で、塗料の溶剤や安全ガラス、ブレーキフルードなど様々な製品の製造に利用されます。

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