カテーテルを膀胱に挿入する手順
概要
寝たきりの患者はベッドからトイレに行くことができないため、ベッドパンを使用するか、尿を排出するためにカテーテルを挿入します。看護師は、患者の不快感を最小限に抑え、尿路感染症のリスクを減らすために、正しいカテーテル挿入手順を熟知しておく必要があります。
必要なもの
- カテーテルチューブ
- ドレナージバッグ
- 使い捨て手袋
- 石鹸
- ベタジン(消毒液)
- 水溶性潤滑剤
手順
- 手洗い:水と石鹸で最低15秒間手を洗い、使い捨てタオルで乾かします。タオルで蛇口を閉め、再汚染を防ぎます。
- 手袋の装着:使い捨て手袋をはめ、感染リスクを低減します。
- 尿道口の消毒:ベタジンで尿道口周辺を十分に拭き取り、細菌を除去します。
- 手袋の交換:交差汚染を防ぐため、手袋を外し手洗いした後、新しい手袋を装着します。
- カテーテルの潤滑:付属の潤滑剤または水溶性潤滑剤をカテーテル全体に塗布します。
- カテーテルの挿入準備:男性は陰茎を持ち上げ、女性は陰唇を開いてクリトリスと膣の間にある尿道口を確認します。
- カテーテルの挿入:患者にリラックスしてもらい、ゆっくりとカテーテルを挿入します。男性は尿が流れ始めたらYコネクタまで、女性は尿がバッグに流れ始めるまで挿入し、さらに約5cm(2インチ)深く押し込みます。
- バルーンの充填:カテーテルのバルーンを膨らませます。痛みがある場合はカテーテルが膀胱に届いていない可能性があるため、2インチ上方へ移動させて再度充填します。
- ドレナージバッグの接続:カテーテルチューブをドレナージバッグに接続し、チューブを患者の脚にテープで固定して動作時の不快感と抜脱リスクを低減します。
