仕事を辞めた場合、COBRAの支援は受けられますか?
基本概要
統合予算調整法(COBRA)は、従業員が退職後も雇用主の団体健康保険に加入し続けられる制度です。重大な不正行為による解雇を除き、ほとんどの退職者は雇用関係が終了した後も保険を継続できます。
対象となる事象(資格事象)
以下のような事象が起きた場合、COBRA の適用対象となります。
- 自発的・非自発的に退職した場合(重大な不正行為を除く)。
- 勤務時間が規定の基準を下回り、雇用主が提供する健康保険の対象外となった場合。
対象者
保険の対象となるのは、退職した従業員本人だけでなく、退職前に保険に加入していた配偶者や子どもも含まれます。
- 従業員本人とその扶養家族は、資格事象発生日から 18 ヶ月間保険を継続できます。
- COBRA 開始後 2 ヶ月以内に障害が認定された場合は、期間が 29 ヶ月に延長されます。
- 従業員が死亡したり離婚した場合、配偶者や子どもは最長 36 ヶ月まで継続できます。
費用負担
COBRA で保険を継続すると、雇用主が従業員に対して行っていた保険料補助は受けられなくなるため、保険料全額を自己負担することになります。そのため、退職後の医療費負担は大幅に増加する可能性があります。
しかし、COBRA の保険料は個人で同等の保険を市場から購入する場合に比べて割安です。雇用主が多数の従業員分の保険を一括で購入しているため、団体割引が適用されます。
