ホイヤー油圧リフターのブームアーム(リフトスイング)の正しい配置方法

概要

ホイヤー(Hoyer)社の医療用油圧リフトは、病院や介護施設、住宅で長期療養患者を安全に持ち上げ、移動し、配置するために使用されます。ウィスコンシン州スティーブンスポイントのジョーアンズ・ヘルスケア(Joerns Healthcare)が製造し、手動式と電動式の2タイプがあり、価格は約500ドルから2,000ドル以上です。モデルは手動リフト、電動リフト、スタンドアップリフト、重負荷リフト、バスリフトの計6種類があり、最大体重は約400ポンド(約180kg)まで対応します。

使用前の準備と安全ポイント

1. 準備

  • 必要な機材(油圧リフト、スリング、患者を移動させる先の椅子や車椅子など)を揃えます。

2. リフトの安定化

  • ベースの脚をできるだけ広げ、ロックします。これによりリフトの安定性が最大化されます。ホイヤーリフトのブームアームは固定されており回転しないため、患者の体重はリフトの脚の間に中心になるようにします。ブームアームが左右にずれている状態で患者を持ち上げようとしないでください。

3. スリングの装着

  • ブームアームを下げ、付属のSフックでスリングシートをリフトクレードルに取り付けます。ベッドから数インチ持ち上げ、フックが正しくストラップやチェーンに固定されているか確認し、患者がしっかり固定されていることを確かめます。

4. 持ち上げて移動

  • リフトの脚のロックを解除し、患者の足がベッドから離れるようにリフトを移動させます。ハンドルでリフトとブームアームを操作し、患者をベッドから離れた位置へ移動します。患者は介護者の方を向いていることが望ましいです。ベッドから離れたらブームアームを下げ、重心を低くしてリフトの安定性を保ちます。

5. 最終配置

  • リフトを目的の場所(車椅子や椅子など)の上に移動し、電動リフトなら「Down」ボタン、手動リフトならコントロールバルブを開いて患者の足がリフトのベースに触れるまで下げます。クレードルをさらに下げ、患者が快適に座れる位置に配置したらSフックを外し、リフト本体を離します。スリングシートは患者の活動に応じて残すか取り外すか選択してください。

在宅医療 - 関連記事