四肢麻痺者向けレクリエーションアイデア
脊髄損傷があっても、充実した社会生活は可能です。四肢麻痺(四肢麻痺症)患者は車椅子生活が中心でも、改良された器具や介助者のサポートを活用すれば、年間を通じてさまざまなレクリエーションを楽しめます。
C-1〜C-4 四肢麻痺
C-4 以上の損傷は肩以上のコントロールのみで、呼吸補助(人工呼吸器や電気インプラント)や電動車椅子が必要になることが多いです。屋外活動としては、車椅子対応の自然散策路を利用した散歩やバードウォッチング、ポンツーンやヨットでのクルージングが挙げられます。また、アダプティブ「シップ/パフ」マウスピースを使用すれば、ほとんどの家庭用ゲーム機で8ボタンコントローラと同等の操作が可能です。
C-5 四肢麻痺
C-5 の方は肩と上腕二頭筋のコントロールはありますが、手首や手指の動きは制限されます。スプリング式プールキューや段差付きカードホルダーなどの改良器具を使えば、ほとんどのテーブルゲームを楽しめます。手動車椅子でも車椅子対応の歩道を短時間移動でき、フリーウェイトやハンドサイクルマシンでのトレーニングにより、筋力維持が可能です。
C-6 四肢麻痺
C-6 の損傷は手首のコントロールは残りますが、完全な手の操作は困難です。このレベルでは、より自立した自然散策が可能で、写真撮影やカヌー・カヤックのパドリング、キャンプなどのアウトドア活動も楽しめます。グループでのボウリングは、リトラクタブルハンドル付きボールを使用すれば手の完全なコントロールがなくても投げられます。ローンボウリングは軽量ボールを使用するだけで、特別な改良器具は不要です。
C-7〜C-8 四肢麻痺
C-7・C-8 の損傷は上半身の高度なコントロールが可能ですが、手指の完全な操作は制限されます。そのため、ラグビーや陸上競技、スイミングなど、よりアクティブなレクリエーションが実現しやすくなります。長距離サイクリングはスポーツ用車椅子やハンドサイクルで行え、ゴルフ、釣り、狩猟も適応器具を使用すれば、障害の有無に関わらず仲間と一緒に楽しめます。
