アリゾナ州CNA向け第9条研修要件
アリゾナ州行政規則(Arizona Administrative Code)第9条は、介護施設の運営管理に関する基準を定めています。本稿では、認定看護助手(CNA)が遵守すべき研修内容や業務責任、利用者の権利について解説します。
定義
第9条では、施設内での「虐待」や「業務」など、居住者のケアに関わる用語を明確に定義しています。医療状態やビジネス上の運営項目が区別され、管理者(administrator)という語が多数登場します。CNAは、居住者の個別ケアプランを実行し、日常的・個人的なニーズに応える役割を担います。
契約サービスに関する管理責任
介護施設の管理者は、CNAを含む外部サービスの契約・記録管理を行う義務があります。人手不足時には、派遣会社と契約し数週間〜数か月単位で看護助手を補充することが可能です。契約書はすべて保管し、必要に応じて提示できる状態にしておく必要があります。
また、管理者はCNAに対し、書面で職務内容と業務指示を提供し、法律で定められた定期的な院内研修(in‑service education)を実施しなければなりません。
CNAの要件
すべての従業員は書面の応募書類を提出し、就業初日までに有効な免許証の証明を行う必要があります。雇用主はCNA向けに以下の研修を実施します。
- 居住者の権利とプライバシーの保護
- 正しい手洗い方法と感染防止策
- リネンの取り扱い、災害時の対応計画
- 職業上の健康リスク管理
新規採用者は、結核やその他感染症に対する免疫証明(陰性皮膚試験またはCDC推奨の検査結果)を提出しなければなりません。この検査は入職時に実施し、以後12か月ごとに再検査が必要です。
利用者の権利
CNAは利用者の権利を熟知し、個別ケアプランに厳密に従う義務があります。利用者は以下の権利を保障されます。
- プライバシー・機密保持・尊厳の尊重
- 基本的な日常生活支援の提供
- 外部訪問者との面会や他の利用者との交流の機会
- 拘束具使用の理由を記録し、必要最小限にとどめること
- 虐待の兆候があれば速やかに報告すること
すべての利用者は個別のケアプランに基づき、強要・嫌がらせ・差別を受けることなく、安全かつ尊厳ある環境で生活できる権利があります。
