テレメトリーユニットの看護業務
1970年代初頭から、多くの病院でテレメトリーユニットが導入され、合併症のリスクがある患者を常に電子的にモニタリングできるようになっています(Nurse Week 記事)。ステップダウンユニット、インターミディエイトケアユニット、プログレッシブケアユニットなどと呼ばれることもあり、看護の集中度は集中治療室(ICU)ほど高くはありませんが、一般病棟よりは高いレベルです。患者に取り付けられた機器からのデータは中央のモニタリングエリアへ送信され、看護師はテレビ画面でリアルタイムに観察します。
患者のモニタリング
テレメトリーユニットの中には心臓ケアに特化したものもありますが、がん、腎臓、消化器系、糖尿病患者を受け入れるユニットもあります。これらの患者は状態は安定していますが、急性疾患であり、急激な状態変化のリスクがあります。テクノロジーに精通した看護師は、心拍数、血圧、体温、血中酸素濃度などを通常の病棟より頻繁に測定・監視します。必要に応じて、他の部門では使用が制限されている薬剤の投与も行うことがあります。患者の医療歴に精通し、医師の指示に基づいて自律的に判断・対応できる高度な医学知識が求められます。緊急時には命を救う処置を迅速に実施します。
ケースマネジメント業務
患者はテレメトリーユニットから直接退院することも、回復のために一般病棟へ移動することもあります。重篤な状態から回復するため、継続的な治療や在宅ケアの手配が必要になることが多いです。テレメトリーユニットの看護師は、退院後の健康管理や生活指導を患者と家族に提供します。また、患者の担当看護師がケースマネージャーとして、リハビリやフォローアップの全体を調整することもあります。
必要な知識とスキル
施設によって要件は異なりますが、ほとんどの病院はテレメトリーユニットの看護師に看護学の学士号(BSN)を求めます。テレメトリーユニットで使用される高度な機器から得られるデータを解析するために、情報技術に関する講座が有用です。また、速いペースでの業務に対応できるマルチタスク能力も重要です。ジャクソンビル大学によれば、テレメトリーニーズは「Progressive Care Certified Nurse(PCCN)」の認定取得が求められることがあります。重症患者を扱う看護師と同様に、Advanced Cardiac Life Support(ACLS)の資格保持が一般的です。ケースマネジメントの研修や認定も頻繁に取得されています。
