超音波検査の種類

超音波検査(エコー検査)は、音波を利用して体内の構造を画像化する医療検査です。検査部位にジェルを塗布し、トランスデューサーと呼ばれる装置を当てて画像を取得します。検査対象の部位に応じて、主に以下の4種類に分類されます。

腹部超音波検査(Abdominal)

腹部超音波検査は、患者の上腹部にトランスデューサーを当て、腎臓、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓などの内部臓器の画像を取得します。胆石や腎結石、臓器の腫大などの診断に用いられます。検査時間は約30分で、患者は仰向けに寝たまま覚醒した状態で受けます。

産科超音波検査(Obstetric)

産科超音波検査は、妊娠中の子宮内にいる胎児の画像を取得する検査です。下腹部にトランスデューサーを当て、胎児の成長速度や先天性異常、羊水の状態、胎児の性別や多胎の有無を評価します。検査は約30分で、患者は背中を向けて仰向けに寝た状態で受けます。

骨盤超音波検査(Pelvic)

骨盤超音波検査は、膀胱、卵巣、子宮、卵管、前立腺、虫垂など下部臓器の画像を取得します。腫瘍や拡大などの異常を確認します。女性の場合は経膣的に、男性の場合は経直腸的にトランスデューサーを挿入することもあります。検査時間は約30分です。

血管超音波検査(Vascular)

血管超音波検査は、全身の血管の画像を取得し、閉塞、構造異常、腫瘍、狭窄などを評価します。検査部位にトランスデューサーを当て、必要に応じて複数部位を検査します。検査時間は30〜45分で、複雑な検査はそれ以上かかることがあります。

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