急性期病院が提供する主なサービス
急性期病院は、緊急の状態や重篤な疾患・外傷に対して専門的な治療を提供します。必要な設備・機器・スタッフが揃っており、患者は短期間の入院で治療を受け、回復・安定が確認でき次第退院します。急性期病院は非営利組織と営利組織の両方があります。
命に関わらない緊急診療(Urgent Care)
米国のUrgent Care Associationによると、国内には8,500以上の急診センターがあります。これらは歩みで来院できる患者や予約制の診療を受け付け、救急室と同等の治療を提供しますが、生命に危険があるケースには適していません。急診センターは救急室の混雑緩和にも貢献しています。
リハビリテーション
急性期病院では、手術後や疾患から回復中の患者に対し、理学療法、言語療法、作業療法などのリハビリテーションを行います。脳卒中後の患者は言語や日常動作の再学習を行い、膝関節手術後の患者は関節の可動域と筋力を回復させる理学療法を受けます。また、介護者向けに教育・サポートを提供するプログラムを実施している病院もあります。
長期急性期ケア(Long‑Term Acute Care)
通常は短期入院を中心とする急性期病院ですが、長期的な治療が必要な患者向けに長期急性期ケア病院も存在します。ここでは、呼吸リハビリテーション、作業療法、言語療法に加え、透析、放射線治療、心臓モニタリングなどの専門的なサービスが提供されます。例えば、腎臓疾患で透析が必要な患者は、長期急性期ケア病院での透析治療を受けることができます。
