入院の理由

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、2006年だけで約3,500万件の入院が記録されました。入院は重篤な疾患や感染、外傷の治療、先進医療の受け入れ、さらには出産など、さまざまな目的で行われます。

医療処置

化学療法や放射線治療などの高度な医療処置を受ける際に入院が必要になることがあります。また、心筋梗塞や脳卒中、意識消失といった緊急状態の診断には、MRI、CT、血管造影、各種血液検査、心肺機能モニタリングなどが行われ、これらも入院の一因です。小児の場合、耳管挿入や扁桃摘出といった手術のために入院します。

観察入院

慢性疾患の悪化や発作、片頭痛、胸痛、失神、脱水、頭部外傷、消化器系の問題などで、医師が経過観察のために入院させることがあります。観察入院は全入院の約25%を占め、通常は48時間以内に退院できるケースが多いです。精神疾患(重度うつ病、双極性障害、統合失調症、薬物依存など)でも観察入院が必要になることがあります。米国医療研究品質機構(AHRQ)によれば、44歳未満の女性における入院原因の第2位はうつ病です。

手術

冠状動脈バイパス術、虫垂切除、血栓除去、胆嚢摘出などの侵襲的手術は入院が必須です。多くは緊急または救急外来からの入院となります。一方、乳房切除術、子宮摘出術、腰椎手術など、計画的に行われる手術でも入院が必要です。

出産・妊娠

AHRQのデータによれば、44歳未満の成人女性の入院理由のトップは出産です。2006年の米国での出生数は約430万人で、99.1%が入院しての出産でした。自然分娩の場合は通常48時間以内、帝王切開の場合は96時間以内に退院します。妊娠合併症(子癇症や早産リスクなど)により、分娩の遅延や母子のモニタリングが必要になることがあります。

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