病院でのスクラブの統一基準

スクラブは病院や診療所など医療施設で医療従事者が着用する標準的なシャツとズボン(またはスカート)です。綿素材が主流で、ボタンやジッパー、ポケットなどの装飾は最小限に抑えられています。統一された服装は患者からスタッフを識別しやすくし、私服から持ち込まれる汚染物質の拡散を防止します。スクラブの規定は施設ごとに異なるものの、以下のような共通項があります。

清潔さ

  • 毎日清潔なスクラブを着用することが求められます。施設によっては現場で洗濯し、清潔なものを提供する場合もあれば、個人で自宅で洗濯し、複数枚をローテーションして使用する必要があります。作業中に汚れた場合は速やかに交換してください。また、個人の衛生管理として、爪は清潔に保ち、短く切り、塗料は使用しません。男性は髭を剃ることが求められることがあります。

サイズとデザイン

  • スクラブは体に適したフィット感で、きつすぎてもだぶつきすぎてもいけません。胸部と腹部をしっかり覆うデザインが基本です。

カラー

  • 上下の色は揃える必要があります。多くの病院では部署ごとに色分けが行われ、外科医は緑または青のスクラブを着用することが一般的です。施設によっては個人の好みで色や柄を選べる場合もあります。

アクセサリー

  • 過度な装飾は禁じられます。長いネイルや人工爪は細菌の温床になるため使用できません。ジュエリーは機械に引っかかる恐れがあるため、シンプルなものに限ります。また、香水やコロンの使用も控えるよう指示されることがあります。

  • オープンタイプの靴やサンダルは不可です。白い靴下と合わせた、滑りにくく、クッション性のあるシンプルなスニーカーが推奨されます。施設によっては白靴を必須とするところもあります。

インナー・アウター

  • スクラブの下には綿のTシャツを着用できます。スカートを選んだ場合はタイツが必要です。リントの出にくいポリエステル製ジャケットは許可されますが、セーターやフリースなどリントが付く素材は使用できません。ジャケットに不適切な文言やロゴが入っていてはなりません。手術や体液が飛散する可能性がある場面では、ゴアテックスなどのバリアガウン、ヘッドキャップ、フェイスマスクの着用が義務付けられます。

着用場所・時間

  • スクラブは勤務中、病院関連の外出、または病院の行事に参加する際のみ着用します。

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