X線技術者の手順と役割

X線撮影(X‑Ray)

患者に撮影手順を説明し、妊娠の有無を確認します。X線は胎児に有害なため、妊娠の可能性がある女性は撮影を行いません。撮影前に患者は適切な衣服に着替え、金属類は除去します。

技師は患者をテーブルに配置し、鉛エプロンやシールドで放射線被ばくを最小限に抑えます。その後、X線装置を位置決めし、撮影部位の下にフィルムまたはデジタル検出器をセットします。装置は隣接する操作室から遠隔操作され、撮影後はフィルムを現像するか、デジタル画像をコンピュータに保存します。

磁気共鳴画像(MRI)

MRIは内部組織や臓器の高精細画像を取得し、脳・脊髄、関節、心臓などの診断に利用されます。機械はトンネル状で、患者は可動テーブルに乗ります。技師は患者を正しい位置に固定し、別室からインターホンで指示を出しながら撮影を監視します。

必要に応じて造影剤を投与し、画像のコントラストを高めます。脳のMRIでは、指をタップするなどの簡単な動作を指示し、脳活動を観察することもあります。

コンピュータ断層撮影(CT)

CTは体内を横断的に撮影し、腫瘍の位置やがんの経過、骨・筋肉の損傷などを評価します。患者は円形のガントリー内部のテーブルに横たわり、必要に応じてストラップやクッションで体位を固定します。

技師はシールドされた操作室からガントリーを制御し、X線管が回転しながらテーブルが通過することで連続画像を取得します。撮影中はコンピュータ画面で画像をリアルタイムに確認し、必要に応じて再撮影や設定変更を行います。

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