ETO 第五総合病院の概要
ETO 第五総合病院(Fifth General Hospital)
基本情報
タイプ:総合病院
所在地:イングランド・バークシャー州シュリヴェンハム
運営期間:1942年〜1944年
指揮官:チャールズ・R・レイノルズ大佐
設立と施設概要
1942年3月10日に設立され、3月23日にはメアリー女王が正式に開院式を執り行いました。開院2週間後に最初の患者が入院しました。
病院は米国から輸入された20棟のニッセンハウスにベッドや医療機器を備えて建設され、総ベッド数は1,350床でした。
スタッフと診療体制
医療スタッフは、322名の兵士と100名のWACS(女子軍医衛生隊)に加え、13名の顧問医師と115名の看護師で構成されていました。
外科チームは7つあり、外科・内科病棟のほか、X線部、手術室、歯科診療所が併設されていました。
インフラと衛生管理
安定した給水を確保するために掘削井戸を設置し、2つの貯水池を建設しました。また、1937年公衆衛生法に基づき、病院の廃棄物処理用に焼却炉も設置されました。
患者受け入れ実績
イギリス軍だけでなく、米空軍やベルギー軍からも患者を受け入れました。1943年7月までに12,500人の患者を治療し、そのうち2,000人は北アフリカやシチリアから空輸されました。
1944年初頭にはアンツィオ上陸作戦で負傷した兵士が入院し、1944年8月1日に新規受け入れを停止、10月1日に正式に閉鎖しました。その後も管理部門が小規模に残り、最終的に1945年1月20日に完全に閉鎖されました。戦時中の総患者数は20,230人に上ります。
現在の状況
旧病院敷地は現在、シュリヴェンハム・ビジネスパークとして利用されています。
