非アクティブな医療記録はどのように保存すべきか?

医療機関は、非アクティブ(使用されていない)な医療記録の保存期間を法律や規制に従って設定する必要があります。以下は主要国・地域の一般的な保存期間の目安です。

米国(United States)

HIPAA(医療保険の相互運用性と責任に関する法)では、最終治療日またはサービスの支払日(遅い方)から最低6年間の保存が義務付けられています。州ごとに追加・異なる要件がある場合があり、連邦基準を超えることもあります。

カナダ(Canada)

カナダ医師会(CMA)は、最終治療日または患者が成年に達した日(遅い方)から最低10年間の保存を推奨しています。州ごとの保健規制が独自の保存期間を定めていることがあります。

英国(United Kingdom)

英国医師会(GMC)は、最終記入日から最低10年間の保存を推奨しています。未成年者の場合は、25歳になるまで、または最終記入日から8年経過した時点のいずれか長い方まで保存が必要です。

欧州連合(European Union)

GDPR(一般データ保護規則)では、個人データ(医療記録を含む)は処理目的が達成されるまでのみ保持し、目的が完了したら安全に廃棄または匿名化することが求められます。

医療機関は、所在地の法令やガイドラインを確認し、適切に記録を管理することが重要です。違反すると法的制裁や患者の信頼喪失につながります。

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