ICD‑9‑CMでVコードを見つける手順
はじめに
診療を受ける目的は何ですか?その答えを示すのがVコードです。ICD‑9‑CM(International Classification of Diseases, Ninth Revision, Clinical Modification)は、世界保健機関が定めた疾病分類の臨床版で、診断は主に数値コードで表されます。一方、感染症への接触や医療サービスの利用など、健康状態に影響する要因はVコード(アルファベット+数字)で記録されます。医療コーダーは医師や医療提供者が記述した診断内容を、保険請求に必要な数値・アルファベットコードに変換します。
必要なもの
- ICD‑9‑CMの公式テキスト(紙媒体またはオンライン)
手順
- テキストを入手する
American Medical AssociationやMedical Arts Pressなどが出版するICD‑9‑CMの書籍を購入するか、インターネットでオンライン版を入手します。無料サイトもあれば有料サイトもあります。書籍の構成や冒頭の「Coding Guidelines」を熟読し、アルファベット索引と数値索引を頻繁に参照しながら学習してください。
- Vコード章を探す
ICD‑9‑CMの末尾にあるVコード章(数値診断コードの直後)を開きます。この章は15のカテゴリに分かれており、各カテゴリの詳細は「Coding Guidelines」に記載されています。医療提供者が記載した診断がVコードのどのカテゴリに該当するかを確認します。
- Vコードの使用タイミング
Vコードは、例外的に初診として使用する場合(例:定期健康診断)に限ります。通常は二次診断(一次診断ではない)として記載し、予防接種や既往歴(現在は罹患していないが健康状態に影響する可能性がある病歴)をVコードでコード化します。
- コードの最新情報を保つ
毎年新しいコードが追加・変更・削除されます。最新のコード変更はCMS(Centers for Medicare & Medicaid Services)などの公式サイトで確認し、古いコードを使用した請求が却下されないようにします。毎年新しいICD‑9‑CM書籍を購入する必要はありません。
