CPT修飾子とは何か?役割と主な種類の解説
修飾子の概要
修飾子は、CPTコードに付加して請求情報を詳細化するために使用されます。診療管理(E/M)コードや手術手技コードに付けられ、特別な状況や実施条件を示すことで、保険者への請求額や支払条件に影響を与えます。保険者ごとにガイドラインが異なるため、適切な文書化が求められます。
両側修飾子(-50)
-50 の修飾子は、手術や処置が両側(左右)で行われたことを示します。眼・耳・四肢の手術だけでなく、腎臓や肺の処置にも使用されます。
診療管理(E/M)修飾子
E/M修飾子は、患者との診療時に特別な状況があったことを示します。主な修飾子は次のとおりです。
- -21:診療時間が延長されたことを示す。
- -24:術後期間中に行われた、手術とは無関係な診療。
- -25:同一診療日に、無関係な別問題の診療が行われたことを示す。たとえば血圧測定と足の痛みの診療が同時に行われた場合、後者のコードに -25 を付けます。
- -57:診療時に手術の決定が下されたことを示す。
麻酔修飾子
麻酔コードに付けられる代表的な修飾子は以下です。
- -23:特殊な麻酔が使用されたことを示す。
- -47:麻酔が医師自身によって実施されたことを示す。
一般的なCPT修飾子
- -26:サービスの専門的(Professional)部分のみが提供されたことを示す。
- -32:法的に義務付けられたサービス(例:就労前薬物検査、労災評価)に使用。
- -51:同時に複数の手技が行われたことを示す。
- -52:サービスが部分的に削減されたことを示す。
- -53:手技が中止されたことを示す。
- -54:手術後の外科ケアのみを示す。
- -55:術後のケアのみを示す。
- -56:術前ケアのみを示す。
- -58:同一医師が術後期間に行う段階的または関連手技を示す。
その他のCPT修飾子
- -62:二人の外科医が共同で手術を行ったことを示す。
- -63:体重4kg未満の乳児に対する手術を示す。
- -66:外科チームが手術を実施したことを示す。
- -76:同一医師による手術の再実施。
- -77:別の医師による手術の再実施。
- -78:予期せぬ術後再手術。
- -79:術後期間に同一医師が行った無関係な手術。
- -80:助手外科医が手術を行ったことを示す。
- -81:最低限の助手外科医が関与したことを示す。
- -90〜-92:病理検査・検査室検査に関する修飾子。
- -99:請求に複数の修飾子が使用されることを示し、最初のCPTコードに付けられる。
