パルスオキシメーターの種類と特徴

パルスオキシメーターは血液中の酸素量を測定します。基本的に、プローブの片側から2種類の波長の光を放射し、ヘモグロビンが光を吸収した量を反対側で検出します。測定結果は数回の脈拍を平均して算出されます。血流が極端に遅い、または脈が弱い場合、正確に測定できないことがあります。

指先用パルスオキシメーター

指先にクリップで装着する小型のパルスオキシメーターです。内部に小型コンピュータとディスプレイを備えており、光を放射し反対側で光の吸収量を測定します。数回の脈拍を平均して血中酸素飽和度(SpO2)を表示します。

家庭での自己管理に最も手軽に使えるタイプですが、手指に外傷や血流障害があると測定が困難になることがあります。

ハンドヘルド型パルスオキシメーター

病院で広く使用されているハンドヘルド型は、指先や耳たぶに取り付けられるクリップと、コンピュータ本体をコードで接続する構造です。指先用と同様に光学的にヘモグロビン濃度を測定します。

四肢の血流が低下しているケースや、耳たぶは脳に近く血流が保たれやすいため、特に有効です。緊急時には足指に装着して測定することもあります。

胎児用パルスオキシメーター

分娩時に胎児の酸素状態を把握することは非常に重要ですが、出生前に従来のプローブを装着するのは困難です。胎児用パルスオキシメーターはこの課題を解決します。

1990年代に開発された本機は、産道に挿入し胎児の頭皮に当てるプローブを備えています。光を照射し頭皮のヘモグロビン濃度を測定し、同時に胎児の心拍も取得できます。プローブはケーブルでコンピュータに接続され、リアルタイムでデータが表示されます。

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