臍部の位置・解剖・機能
臍部の位置
臍部(へそ)は、前腹壁の正中線上にあり、恥骨と胸骨の剣状突起のほぼ中間に位置します。
臍部の解剖構造
臍部は腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・横腹筋の腱膜が集合してできる臍輪(臍環)に囲まれています。臍輪は白線(ライン・アルバ)と連続し、腹壁を締め付ける役割を持ちます。
臍帯の構成と機能
胎児と胎盤を結ぶ臍帯は、酸素と栄養を運ぶ2本の動脈と、酸素化された血液と栄養分を胎児へ戻す1本の静脈から構成されています。これにより、胎児は母体から必要な物質を受け取り、二酸化炭素や老廃物を胎盤へ排出します。
出生後の変化
出生時に臍帯はクランプされて切断され、残った短い部分が臍帯残端(臍芽)となります。臍芽は数日間で乾燥し、自然に剥がれ落ちてへそが残ります。
