徐呼吸(Bradypnea)に対する看護介入

徐呼吸(Bradypnea)に対する看護介入

徐呼吸は呼吸数が低下し、低酸素血症を招くリスクがあるため、包括的な看護ケアが必要です。以下に、具体的な介入項目を示します。

呼吸数と酸素飽和度のモニタリング

呼吸数とSpO₂を継続的に観察します。呼吸数が1分あたり12回未満、またはSpO₂が90%未満の場合は、速やかに酸素吸入を開始します。

深呼吸と咳嗽の促し

深呼吸と効果的な咳嗽は肺換気を改善し、無気肺の予防に役立ちます。患者に定期的な深呼吸と咳嗽の実施を指導します。

ベッド頭部の挙上

頭部を30〜45度に上げることで横隔膜への圧迫が軽減され、肺容積が増大し呼吸が楽になります。

酸素療法の実施

医師の指示に基づき、適切な濃度の酸素を投与します。投与濃度は患者の呼吸数とSpO₂に応じて調整します。

薬物療法の管理

気管支拡張薬やステロイドなど、処方された薬剤を正確に投与し、気道の開通と炎症の軽減を図ります。

情緒的支援

徐呼吸は不安を伴うことが多いため、患者の感情に寄り添い、質問に誠実に答えることで安心感を提供します。

多職種連携による介入

必要に応じて以下の対応を行います。

  • 主治医への連絡
  • 動脈血液ガス(ABG)分析
  • インセンティブスパイロメトリー
  • 胸部理学療法
  • 必要な場合は気管挿管

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