医学用語でいう「ミスター」とは何か
ミスターとは
ミスターは液体(主に水や生理食塩水)を極細の霧状に噴射する装置です。医療現場では、加湿や薬剤投与、創傷洗浄など多目的に利用されます。
医療現場での主な用途
- 患者の病室や呼吸療法部屋の空気を加湿する
- 喘息治療薬(例:アルブテロール)をミストとして吸入させる
- 創傷や体表面の洗浄・消毒
- 鼻詰まりや呼吸器系の不快感を和らげる
ミスト療法
ミスト療法は、非常に細かい水のスプレーを吸入させる治療法で、エアロゾル療法とも呼ばれます。気道に直接水分を届けることで、粘膜の潤いを保ち、呼吸を楽にします。
ミスターの種類
ミスターは大きく分けて2種類あります。
1. 超音波式ミスター
高周波音波を利用して水分子を振動させ、微細な霧に変換します。装置内部に水または滅菌水のタンクがあり、電源に接続して使用します。出力量は通常、調整ノブで変更可能です。
2. ジェット(空気圧)式ミスター
圧縮空気を細い開口部に通す(ベンチュリ効果)ことで、滅菌水や薬剤入りの水を吸い込み、ミストに変換します。空気圧と流量に応じてミストの生成量が変わるため、可変流量レギュレータが備えられています。
