統合失調症性情動障害とは?

統合失調症性情動障害とは?

統合失調症性情動障害(統合失調症情動障害、別名シゾアフェクティブ障害)は、生活に大きな支障をもたらす重度の精神疾患です。1933年にジャコブ・カサニン博士が、気分障害と妄想・幻覚といった統合失調症様症状が同時に現れる状態を表すために提唱しました。

統合失調症性情動障害

症状

  • 幻覚(声が聞こえるなど)
  • 妄想・被害妄想
  • 奇怪な思考や行動
  • うつ状態、気分の落ち込み
  • 躁状態(過度の興奮や活動性)
  • イライラ感、攻撃性
  • 自殺念慮
  • 記憶障害
  • 睡眠障害、言語障害

対象者

男女ともに発症しますが、女性にやや多く見られます。若年層では躁うつ様の症状が、年齢が高くなると主にうつ症状が顕著になる傾向があります。

原因

明確な原因は判明していませんが、遺伝的要因、脳内ホルモン(セロトニンやエピネフリン)のバランス異常、幼少期の有害物質曝露などが関与している可能性が示唆されています。

治療法

薬物療法と心理療法を組み合わせることで症状のコントロールが可能です。主な薬剤は以下の通りです。

  • 抗精神病薬(例:ジプレキサ)
  • 抗うつ薬(例:セレクサ)
  • 気分安定薬(例:リチウム)

症状や重症度に応じて、適切な薬剤とカウンセリングの組み合わせが選択されます。

有名な患者

ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは統合失調症性情動障害と診断されています。

映画『ビューティフル・マインド』で描かれたジョン・ナッシュ教授は統合失調症を題材にしていますが、シゾアフェクティブ障害とは別の疾患です。

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