統合失調症とは何か
統合失調症は、人口の約0.4〜0.6%に影響する精神障害です。主な症状は現実感覚の歪みや切り離れであり、治療薬はあるものの根治はできません。
陽性症状
- 幻覚(視覚・聴覚)や妄想、思考障害(論理的に考えられない)など、目立つ症状です。言語障害として現れることがあります。
陰性症状
- 感情の平坦化、単調な話し方、快楽の欠如、会話への消極性、社会的引きこもりなど、正常な機能が低下した状態です。怠惰と誤解されがちです。
認知症状
- 注意力の低下、短期記憶の遅延、意思決定の困難など、診断が難しい微細な症状です。
考えられる原因
- 単一の原因は特定されていませんが、遺伝的要因、出産時の合併症、幼少期の感染、トラウマ体験、脳の構造・化学的異常などが複合的に関与すると考えられています。
診断
- 血液検査等の客観的検査はなく、患者の行動観察と自己申告に基づき、適切な訓練を受けた精神保健専門家が診断します。
