統合失調症の主な症状とは?
統合失調症は、思考や感情に障害をもたらす重度の精神疾患で、発症は比較的急速です。男性では約21歳前後、女性では約27歳前後に発症することが多く、主に陽性症状、陰性症状、統合失調症様(統合失調症的)症状、認知機能障害に分類されます。
陽性症状
- 妄想:現実と合わない信念を抱く。
- 幻覚:実際には存在しないものを見たり、聞いたり、味わったり、嗅いだり、触れたりする。
- これらは「本来存在すべきでない」経験が現れることから、陽性症状と呼ばれます。
陰性症状
- 動機付けの低下や無関心。
- 会話や表情が乏しい(貧困な言語・感情平坦化)。
- 感情や意思表示が欠如していることが特徴です。
統合失調症様症状(統合失調症的症状)
- 思考の乱れ:長く支離滅裂な文を話す(いわゆる「語りのサラダ」)。
- 幻聴に対して話しかけることもあります。
統合失調症様・カタトニア行動
- 統合失調症様行動:多動様の症状や奇抜な動作が見られます。
- カタトニア:身体が硬直したり、逆に極端に柔軟になったりします。
認知機能障害
- 注意力や記憶力の低下。
- 情報の理解や思考の整理が困難。
- 感情・行動と結びつけて考えることが難しい場合があります。
