統合失調症のタイプと基礎知識
統合失調症は治療可能な精神疾患です。思考の明晰さや感情のコントロール、意思決定、他者との関わり方に支障をきたします。症状の重さは人それぞれ異なります。
誤解
- 統合失調症患者は暴力的だと誤解されがちですが、治療を受けている人が必ずしも暴力的になるわけではありません。治療を受けていない場合に限り、暴力行為が見られることがあります。
症状
- 妄想、幻覚、思考の乱れ、興奮、言語の乱れが主な症状です。カタトニア(身体が動かなくなる状態)、やる気の欠如、社会的引きこもり、無感情・無関心も見られます。
原因
- 統合失調症患者は脳構造に異常があることが多く、これが発症の一因と考えられています。出生時の要因やウイルス感染が関与している可能性があります。
診断
- 診断では「陽性症状(幻覚や妄想などの精神病的症状)」「陰性症状(感情の平板化や意欲低下などの欠如した機能)」「認知症状(論理的思考や記憶の障害)」の3つの側面が評価されます。
治療
- 主な治療は抗精神病薬ですが、心理療法、行動療法、居住型リハビリテーションなども併用されます。治療は生涯にわたって継続し、病状の進行に合わせて調整が必要です。
発症年齢
- 男性は10代後半から20代前半、女性は20代から30代に発症することが多いです。稀に小児期に診断されるケースもあります。
