ジオドン(ジプラシドン)の副作用と注意点

ジオドン(一般名:ジプラシドン)は統合失調症や双極性障害の躁状態・混合状態の治療に用いられる抗精神病薬です。セロトニンとドーパミンの作用を抑制することで脳内の神経伝達を調整すると考えられています。

認知症のある高齢者への警告

  • 米国食品医薬品局(FDA)は、認知症関連精神病患者において死亡リスクが増加することから、ジオドンに黒箱警告(ブラックボックス警告)を付与しています。心不全、急死、肺炎などが報告されています。

長QT症候群(LQTS)患者への警告

  • 長QT症候群は先天性の心電図異常で、運動やストレス時に致死性不整脈を起こしやすくなります。家族歴・本人歴にLQTSがある場合、ジオドンの服用は禁忌です。

ジオドン服用時の留意点

  • 極端な温度変化に対して感受性が高まります。過度な暑さや寒さ、脱水を避け、特に暑い日は十分な水分補給を心がけてください。
  • 精神的な注意力や反応時間が低下することがあるため、アルコールの摂取は控えるべきです。

一般的な副作用

  • 頭痛、緊張感、不安、抑うつ、軽い発疹、めまい、眠気、筋肉痛やけいれん、食欲不振、吐き気、嘔吐、鼻づまり・鼻水、咽頭痛、咳、体重増加などが報告されています。

重篤な副作用

  • 蕁麻疹や顔・唇・舌・喉の腫れなどのアレルギー反応が現れたら直ちに医療機関を受診してください。
  • 以下の症状が出た場合は服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。めまい・失神、速く強いまたは不整脈、筋硬直、発熱・大量発汗、震えや不随意運動(目・顎・舌・首)、興奮・攻撃的・混乱、極度の喉の渇き・脱力・空腹、頻尿、持続時間4時間以上の陰茎勃起など。

副作用が疑われる場合は速やかに医師に相談しましょう。

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