評価曲線の作成方法
国際水資源委員会によると、評価曲線は河川の水位(ステージ)と流量(排水量)の関係を示すグラフです。この曲線を使うと、低流量期間の長さなどが算出でき、水資源管理に重要な情報を提供します。
流量計を使用する方法
河川や運河、下水道、鉱山用水路などで使用できる流量計は多数ありますが、設置場所には細心の注意が必要です。水の圧力・体積・温度(PVT)をまず確認し、流れが安定して予測可能であること、異物が混入していないこと、渦が発生していないことを確かめます。これらの条件を満たした上で測定すれば、信頼できる評価曲線を作成できます。
過去データを利用する方法
国際水文学協会(IAHS)によると、過去の観測データ(例:懸濁土砂濃度)から評価曲線を作成することも可能です。オーストラリア・マラムビッジ川流域の事例では、様々なサンプリング手法が混在し、サンプリング目的や日時が不明確だったため、得られた曲線の精度が低くなっています。データの出所と測定条件を明確にしないと、評価曲線の信頼性は損なわれます。
数式を用いる方法
現場測定が理想的ですが、都市水文学の研究者は数式を用いて評価曲線を推定する方法も提案しています。平均値を用いた計算は曲線の精度に影響しますが、教育目的や概算には十分に機能します。
