洪水の主な特徴とは?
洪水波
洪水波とは、河川の水位が上昇し、下降する様子を指す。特定地点での最高水位を「クレスト(頂点)」と呼び、クレストは下流に向かって移動する。最初は速く進むが、下流で水量が増えると速度が遅くなり、洪水の継続時間が長くなる。
洪水の種類
主な洪水は以下の3種類に分けられる。
- 河川氾濫(リバイン):河川の水量が河岸を超えて周辺の陸地に流れ出す。
- 集中豪雨(フラッシュフラッド):短時間に大量の雨が降り、急激に水が溜まる。道路や小川で急速に増水し、短時間で発生・消退する。
- 氷塞(アイスジャム)・土砂流出洪水:氷や土砂が自然または人工の障害物で詰まり、水の流れが阻害されて氾濫する。
財産への被害
洪水は水が通過する場所のあらゆるものを破壊する。排水システムが機能しなくなり、未処理の汚水が水系に混入することもある。住宅、建物、事業所、車両などの財産が浸水で損傷し、化学物質や残骸、死んだ野生動物で水が汚染される。海岸線の侵食や堆積物の流出、農作物の被害も経済や食料供給に影響を与える。
人的被害
洪水は米国の気象関連死亡原因の約3分の1を占める。特に集中豪雨は急激に流れが速く、警報が遅れることが多い。死亡事故の約75%は夜間に発生し、視界が悪く水の危険を判断しにくい。ペットや家畜も浸水で閉じ込められたり、汚染水で病気になる危険がある。
