髄膜炎ワクチンのリスクと副作用

髄膜炎は脊髄と脳を覆う髄膜が炎症を起こす疾患で、ウイルス、細菌、真菌が原因となります。重篤な合併症や致命的な結果を防ぐため、CDCはリスクの高い人にワクチン接種を推奨しています。本記事では、ワクチンの副作用や推奨対象、種類、そして髄膜炎自体のリスクについて解説します。

注射部位の反応

CDCによると、髄膜炎ワクチンを接種した人の約半数が注射部位に軽い痛みや赤みを感じます。多くは1〜2日で自然に改善します。

その他の副作用

一部の人は軽度の発熱が起こりますが、通常は深刻ではありません。必要に応じて、アセトアミノフェンやイブプロフェンで対処できます。

重篤な反応

重篤なアレルギー反応は稀ですが、息苦しさ、胸の圧迫感、蕁麻疹、顔や口の腫れなどが現れた場合はすぐに医師に連絡してください。また、異常な行動変化、極度の倦怠感、高熱なども注意が必要です。

推奨事項

CDCは、髄膜炎ワクチンを定期予防接種スケジュールに組み込んでいます。11〜12歳の定期健康診断時に接種することが推奨されます。また、寮生活を送る大学生、軍隊新人、髄膜炎菌を扱う研究者、脾臓が機能しないまたは摘出された人などリスクが高い人も対象です。

ワクチンの種類

髄膜炎ワクチンは主に2種類あります。1つは2005年に導入された髄膜炎菌結合型ワクチンで、2歳から55歳までの人に推奨されます。もう1つは1970年代から使用されている髄膜炎菌多糖体ワクチンで、55歳以上の唯一の承認ワクチンです。

髄膜炎のリスク

米国CDCのデータによれば、毎年約1,000〜2,600人が髄膜炎に罹患し、10〜15%が死亡します。生存した患者の10〜20%は、難聴、四肢欠損、知的障害、神経系障害、脳卒中やけいれんなどの後遺症を残します。

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