ホームレスになる原因とその結果

2007年に米国全国ホームレスと貧困に関する法律センターが実施した調査によると、1年間で約350万人がホームレス状態になると推計されています。また、2008年の米国メイヤーズ会議の調査では、ホームレスの主な原因として、手頃な住宅の不足、貧困、失業、家庭内暴力、精神疾患、薬物乱用が挙げられています。

住宅の手頃さ不足

  • 多くの地域で手頃な住宅が不足していることがホームレス化の要因となっています。収入の大部分を家賃に充てると、残りの金銭がほとんどなくなります。十分な貯蓄がない場合、1〜2回の緊急事態が低所得者をホームレスへと追い込むことがあります。

失業

  • 景気後退期には企業が従業員を解雇するため、失業率が上昇します。地方自治体や地域の慈善団体は、急増する失業者に対して一時的な住居や金銭的支援を提供するリソースが不足しがちです。失業と地域資源の不足はホームレスの増加につながります。

家庭内暴力

  • 低所得の女性が虐待関係から抜け出した際、手頃な住宅を確保できなければホームレスになる可能性があります。ホームレスは一時的な場合もあれば慢性的な場合もあります。家庭内暴力は子どものホームレス化の原因のひとつです。全米家族ホームレスセンターによると、米国の子ども50人に1人が毎年ホームレス状態になると報告されています。

精神疾患

  • 精神疾患を抱える人々は、支援が不足していると住宅を失いやすくなります。2008年の米国メイヤーズ会議の調査では、単身成人ホームレス人口の48%が精神疾患を抱えていることが分かっています。

結果

  • 安定した安全で快適な住居は、個人の健康と福祉に不可欠です。ホームレス状態にあると就職が困難になり、慢性的な失業に陥りやすくなります。安定した住所や電話がないと求人への応募すら難しく、必要な職業スキルも身につきにくくなります。また、自己肯定感や自信が低下し、社会的に孤立しやすくなります。ホームレスの子どもは健康問題や肥満のリスクが高く、住宅がある子どもに比べて不利な状況に置かれます。

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