子供のCPRと窒息対処法
意識がある窒息のサイン
- 喉に手を交差させるジェスチャーは大人向けのサインで、子供は必ずしも示さない。
- 呼吸がざわざわ、音が出る、言葉が出ない、咳が出せない、指や唇、皮膚が青くなる。
子供への窒息応急処置
- 1歳~8歳の子供は大人と同様の手順を行う。
- 子供が答えられる場合は「窒息していますか?」と確認する。
- 背部叩打法:肩甲骨の間に手のひら側(かかと)で5回叩く。
- 背部叩打で除去できなければ、腹部圧迫(ハイムリック法)を5回実施する。背後に立ち、拳をへその上に置き、もう一方の手で拳を押し上げる。
- 子供が意識を保っている限り、背部叩打5回+腹部圧迫5回のサイクルを繰り返す。
意識が失われた場合
- 背部叩打と腹部圧迫で除去できないと意識が失われる。
- 仰向けに寝かせ、顎を上げて口を開く。
- 喉に異物が見える場合は、指で慎重に除去する(奥へ押し込まないように)。
- 異物が取れず、脈拍や呼吸がない場合はすぐにCPRを開始する。
子供のCPR
- 異物が残っている場合でも胸部圧迫で除去できる可能性がある。
- 頭部を後方に傾け、口を開き、鼻をつまんで2回人工呼吸を行う。
- 胸が上がらない場合は、胸部圧迫を30回続ける。手は交差させ、下の手のかかとで胸骨の中央を押す。
- 圧迫の合間に口内を再確認し、異物が取り除ければ呼吸が回復する。
その他の注意点
- 咳や会話ができるがまだ窒息している場合は、咳を促すことが最も効果的。
- 単独で対応する場合は、まず応急処置を行い、すぐに119へ連絡する。
- 複数人がいるときは、誰かが救急電話をかけ、残りが継続的に処置を行う。
