CPRトレーニングの種類と対象別コース紹介

心肺蘇生法(CPR)のトレーニングは、口対口呼吸や胸部圧迫などの手順から構成され、1960年に始まりました。米国心臓協会によれば、現場で適切に実施すれば心停止患者の生存率が2倍~3倍に向上するとされています。米国赤十字社や米国心臓協会では、対象や目的に応じたさまざまなコースと認定が提供されています。

成人向けCPR

米国赤十字社が提供する職場向けの基本CPRコースです。多くは雇用主が費用を負担し、約6.5時間で受講できます。急性の病気や外傷への対応、口対口呼吸と胸部圧迫の方法、AED(自動体外式除細動器)の使用タイミングと手順を学びます。

子ども・乳児向けCPR

子どもや乳児の救命に特化したCPR/AEDコースも米国赤十字社で受講可能です。成人と異なる口対口呼吸や胸部圧迫の手技(例:乳児は手のひらではなく指先で圧迫)を学びます。保護者や介護者にとって重要な知識で、コースは約9時間です。

医療従事者・救急隊員向けCPR

医療提供者や救急隊員は、専門資格取得のために高度なCPRトレーニングを受講します。AEDや各種医療機器の使用、単独またはペアでの高度救命術、呼吸用マスクやバッグバルブマスクの取り扱いを学びます。これらの資格は毎年の再認定が必要です。

ペット向けCPR

ペットオーナーや獣医療従事者向けに、犬や猫などの動物に対するCPR技術を学ぶコースがあります。基本的な手順は人間のCPRと類似しており、約8時間で実践的なペットの応急処置も学べます。

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