CPR(心肺蘇生)のやり方と手順
必要なもの
手順
- 状況確認:周囲の危険(火災、感電、鋭利なもの)がないか確認し、安全に近づけるか判断する。
- 患者の意識確認:肩をたたくか軽く揺すりながら「大丈夫ですか?」と呼びかけ、反応がないか確認する。呼吸がない場合はすぐに救急へ連絡し、CPRを開始する。
- 救急要請:他の人がいる場合は「あなたが 911 に電話して」と指示する。単独の場合はスピーカーフォンで自分で電話し、5回程度圧迫したら再度電話する。
- 防護具の使用:可能であればマウスバリアと手袋を装着し、感染リスクを減らす。
- 気道確保:片手で額を支え、もう片方の人差し指と中指で顎を持ち上げて頭部を後方に傾ける。口内を指で掃除し、異物がないか確認する。鼻を指でつまみ、口に息を吹き込み胸が上がるか確認する。
- 脈拍確認:頸動脈に2本の指で触れ、脈があるか確認する。脈があれば人工呼吸を続け、脈がなければ次のステップへ。
- 胸部圧迫開始:胸骨の真ん中、乳頭の下あたりに手のひらの付け根を置き、もう一方の手を重ねて指を組む。肘を伸ばし、肩を手の上に垂直に保ち、1回あたり約5~6cm、1秒に2回のリズムで30回圧迫する。
- 人工呼吸:胸が上がらない場合は再度口内を清掃し、2回目の息を吹き込む。その後再び30回の圧迫を行う。成人は「2回の人工呼吸+30回の圧迫」のサイクルを続ける。
- 繰り返し:患者が自発呼吸を始めるか、救急隊が到着するまで、または疲労した場合は他の訓練済み者に交代させながらサイクルを続ける。