CPRは胸部圧迫と人工呼吸の組み合わせですか?
CPRとは
CPR(心肺蘇生)は、胸部圧迫と人工呼吸(口対口呼吸)を組み合わせた救命処置です。心臓が停止したり血液循環が不十分になった際に、酸素を全身に送り、呼吸を回復させます。
胸部圧迫と人工呼吸の比率
組織やガイドラインにより推奨比率は異なりますが、米国心臓協会(AHA)の基準では、成人は“30回の胸部圧迫 → 2回の人工呼吸”、小児や乳児は“15回の胸部圧迫 → 2回の人工呼吸”とされています。
CPRの手順(簡易版)
- 反応の確認:軽く揺すり、声を掛けて反応があるか確認します。
- 救助要請:反応がない場合はすぐに救急車を呼び、周囲の人に助けを求めます。
- 胸部圧迫開始:仰向けに寝かせ、硬い平らな面に置きます。片手のかかとを胸の中央(乳頭下)に置き、もう一方の手をその上に重ねて指を組みます。1分間に100〜120回、深さ約5〜6cmで均等に圧迫します。
- 人工呼吸:30回の圧迫ごとに2回の人工呼吸を行います。鼻をつまみ、口を完全に覆って息を吹き込み、胸が上がるのを確認したら口を離し、相手が自然に息を吐くのを待ちます。
- 繰り返し:救急隊が到着するか、呼吸・脈拍が回復するまで、圧迫と人工呼吸を交互に続けます。
CPRは正しい手技とタイミングが重要です。未経験者は認定講習を受け、定期的に実技を復習することをおすすめします。
