CPR(心肺蘇生)の正しい手順
CPR(心肺蘇生法)を正しく行うことは、周囲の安全を守る上で非常に重要です。意識を失い反応がない人に対し、救助が到着するまで心臓の拍動を維持することができます。CPRを習得すれば、大切な人の命を救える可能性も高まります。
手順
まず、現場が自分にとって安全か確認し、誰かに119番へ電話するよう指示します。
被救助者が呼吸していないか、胸の動きを確認し、頸動脈(顎の下、首の両側)に指2本で脈拍をチェックします。呼吸も脈拍もない場合、CPRを開始します。
被救助者の顎の下に2本の指を置き、軽く上げて頭を後方に傾け、気道を確保します。
指で口腔内を掃除し、異物がないか確認します。脈拍がないときにのみ胸部圧迫を行います。
人差し指と親指で鼻をつまみ、ゆっくりと2回呼吸を吹き込みます。その際、胸が上がるか確認し、再度呼吸の有無を確認します。
胸骨と肋骨が交わる硬い突起(胸骨の下部)を指で探し、位置を覚えておきます。
片手のひらのかかとをその位置に置き、もう一方の手で上に重ねます。膝を立て、腕をまっすぐに伸ばして安定した姿勢を保ちます。
30回の胸部圧迫(約15〜20秒)を行い、15回ごとに2回の人工呼吸を行います。
救急隊が到着するか、他のCPR訓練者が交代する、疲労で続けられなくなる、被救助者の心拍が回復する、または安全が確保できなくなるまで繰り返します。圧迫の合間に呼吸と脈拍を確認します。
