海軍艦艇の消防と損傷制御装置の要件

船上の消防装置

船上の消防装置は、家庭用消火器だけではありません。米海軍の水上艦艇は、さまざまな火災に対応できる装備が必須です。主な装備は、炭酸カリウム水溶液、二酸化炭素、ハロン、ハイドロフルオロプロパン(HFP)スプリンクラー、海水散布装置、携帯用消火器やポンプなどです。

化学・生物・放射能攻撃も海上での脅威となります。最新の艦船は、防御装備や個人用保護具、検知キット、汚染除去資材を備え、こうした攻撃にも対応できるようになっています。

損傷制御装置

船上の海軍兵士は、戦闘や緊急事態で受けた損傷を抑えるために損傷制御装置を使用します。装置は艦内の指定された損傷制御修理ステーションに保管され、緊急時には各自のステーションへ向かい、遮蔽材でビームを遮断したり、穴を塞いだり、必要な修理を行います。

各修理ロッカーには、米海軍標準の損傷制御装置、無線不要の通信ステーション、損傷制御システム用コンピュータ作業端末が備えられています。

損傷制御装置には、携帯用煙制御装置、酸素呼吸装置、自己完結型呼吸器、携帯式排水装置、強制侵入用工具などがあります。また、ロッカーには消防装備一式(防火服、ヘルメット、消防ブーツ、手袋、フラッシュギア)も常備されています。

備えが命を守る

艦船が武器攻撃、事故、衝突、火災などの被害を受けた場合、作戦能力と乗組員の命が危険にさらされます。火災や爆発は速やかに消し止め、浸水は抑制し、乗組員の安全を確保しなければなりません。これらは、各種緊急事態に対応できる装備を艦に搭載することで実現されます。

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