ウッドリス(ヤナギムシ)のオスとメスの違い

ウッドリス(ヤナギムシ)は、カニやロブスター、ミジンコの遠縁にあたる甲殻類です。陸上に生息しますが、湿度が必要で、食べ物や脚から水分を取り込みます。枯れ葉や低木の落葉を食べて分解し、土壌の養分に変える重要な役割を担っています。

抱卵嚢(ブロードポーチ)

オスとメスの見た目はほとんど変わりませんが、メスは体の前部に抱卵嚢を持っています。硬い甲羅が融合して袋状になり、液体で満たされた中に受精卵を入れます。メス1匹で20〜30個の子孫を産み、卵は約1か月で孵化しますが、数日間は抱卵嚢内にとどまります。

色のバリエーション

色の変異は主にメスに見られます。種ごとの基本色は一定ですが、例として Armadillidium vulgare は緑・茶・灰色の斑模様、Oniscus asellus は茶色に灰色の縞が入ります。メスに色変異があると、子孫にも同様の色が現れることがあります。

性転換

オスは特定の条件下でメスに変わることがあります。Wolbachia と呼ばれる細菌に感染すると、オスのホルモンバランスが乱れ、雌へと変化します。変化した個体は卵細胞に細菌を伝えるため、子孫はすべてメスとなり、細菌は次世代へと受け継がれます。

オスとメスの求愛行動

交尾は暗闇で行われ、オスが主導します。オスは雌の匂いで位置を特定し、触角を振って近づき、背中に触れます。雌が受け入れるとオスは背中に乗り、頭を舐めながら前脚で背中を叩き、体を曲げて生殖器を合わせます。

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