気候変動がもたらす絶滅危惧種

環境保護庁(EPA)の報告によると、過去30年間の地球全体の温暖化速度は、過去100年間の3倍に達しています。気温上昇は海面上昇、海水温の上昇、動物の生息地喪失につながり、複数の種の存続が危機に瀕しています。

北大西洋シロナガスクジラ

捕鯨の歴史に加え、海水温上昇がプランクトンの減少を招き、主要な餌が不足しています。世界自然保護基金(WWF)によれば、2011年時点で野生のシロナガスクジラはわずか300〜350頭と推定されています。

ジャイアントパンダ

WWFのデータでは、2011年時点で野生のジャイアントパンダは約1,600頭です。密猟も要因ですが、主な原因は気候変動による竹の生育地変化です。竹が高山の森林から離れた場所へ移動し、パンダが食料にアクセスしにくくなっています。

トラ

WWFは、2011年の時点で野生のトラは約3,200頭と見積もっています。密猟と生息地破壊に加え、温暖化で氷河が溶け海面上昇が進むと、インドのマングローブ林が浸食され、トラの重要な生息地が失われる恐れがあります。

ホッキョクグマ

海氷が減少することで、狩りの場が失われ、個体数が減少しています。全米野生動物連盟(National Wildlife Federation)は、2011年のデータを基に、2050年までに現存するホッキョクグマの約3分の2が消失すると予測しています。米国魚類野生生物局は、ホッキョクグマを「絶滅危惧種」ではなく「危機種」と位置付けています。

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