携帯用燃料容器の規制概要
EPAが制定した燃料輸送規則が2009年1月に全米で施行されました。もともとはカリフォルニア州のクリーンエア法(2000年、CARB)が基となり、2007年にEPAが全国適用へ拡大し、2009年までにすべての州で遵守が義務付けられました。この規則は、米国内で製造・販売される携帯用燃料容器(PFC)が環境保護と個人安全の基準を満たすことを求めています。
自己閉鎖式蓋
- 新しいPFCは使用しないときに自動で閉じるスパウト、キャップ、または蓋を備える必要があります。これにより、温室効果ガスとなる蒸気の大気や地下水への放出を防止し、漏れによる汚染や火災リスクも低減します。
チャイルドプルーフ設計
- 子供が誤って危険な化学物質に触れないよう、開口部はチャイルドロック機能を持たなければなりません。これにより、子供が容器を倒したり開けた際の漏洩やこぼれも防げます。
通気口
- 容器の給油・注入口と一体化した単一の通気口のみが許可されます。別個の通気口は、タンパー防止かつ漏洩防止が保証された場合に限り、二次的に設けることができます。ただし、給油・取扱時以外に炭化水素蒸気が大気中に放出されてはなりません。
カラーコード
- 法的に認められたPFCは色で区別されます。ガソリン容器は赤、ディーゼル容器は黄、灯油容器は青と決められています。注入口には、燃料種別を示す34ポイントのArialなどの読みやすいフォントで刻印された文字が必要です。
蒸気透過率
- 2007年7月1日以降に製造された容器は、1ガロンあたり1日0.4g以下の蒸気しか放出できません。2009年1月1日以降に製造された容器は、さらに厳しく0.3g以下に制限されています。
デザイン
- 燃料容器は一目で識別できるデザインとし、規格外の容器や燃料専用でない容器、色が不適切な容器での燃料輸送は禁じられます。
保証期間
- 全てのPFCは、EPAの規格を満たすことを保証する最低1年の保証が付いていなければなりません。
