下水流出がもたらす寄生虫感染症
生の下水には糞便が含まれ、寄生虫や細菌が多数存在します。配管の破損やマンホールの蓋が外れると、下水が流出し、海岸や河川を汚染し、健康被害の原因となります。
曝露のリスクと対策
下水流出に接触すると、細菌や寄生虫による感染症を起こす恐れがあります。主な症状は下痢、嘔吐、頭痛、発熱などです。汚染された下水に触れた場合は、温かい石鹸水で十分に手洗いし、爪の下までしっかり洗浄し、汚れた衣類はすぐに洗濯してください。
クリプトスポリジウム症(Cryptosporidiosis)
クリプトスポリジウムは肉眼では見えない寄生虫で、外殻があるため環境中で長時間生存できます。汚染されたレクリエーション用水を飲み込むことで感染し、下痢、発熱、腹痛などの症状が現れます。
回虫感染(Ascariasis)
回虫は下水流出で見つかることがある寄生虫です。感染者は無症状の場合もありますが、腹痛、咳、呼吸困難などの症状が出ることがあります。治療せずに放置すると腸閉塞を引き起こす恐れがあります。
下水に触れた際は速やかに清潔を保ち、症状が現れたら医療機関を受診してください。
