住宅内のアスペルギルスとカビ対策
カビはほこりと同じくらい身近に存在し、胞子が空気中に漂っています。アスペルギルスなどのカビが住宅内に繁殖すると、健康リスクが生じるため、早めの対策が必要です。
アスペルギルスとは
米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、アスペルギルスは植物や腐敗物、建材、食品などに広く分布する一般的なカビの一種です。
アスペルギルス症(アスペルギロシス)
多くの人は症状が出ませんが、喘息や免疫機能が低下している場合、感染リスクが高まります。重症化すると軽度から命に関わる呼吸器症状を引き起こすことがあります。
侵入経路
カビの胞子は換気口や開いた窓・ドア、衣服やペットの毛などを通じて室内に入り、湿度が高く暗い環境で増殖します。
除去方法
小さな硬い表面は中性洗剤と水でこすり、十分に乾燥させます。壁や石膏ボードなど多孔質素材の広範囲にわたるカビは、資格を持つ専門業者に依頼して除去してください。
予防策
米国環境保護庁(EPA)は、カビの増殖を抑える唯一の方法は「湿気を除去する」ことだと指摘しています。漏水や結露は速やかに修理し、清掃時は防護マスクを着用して健康被害を防ぎましょう。喘息やリスクが高い方はカビへの曝露を極力避けることが重要です。
