抗菌剤と消毒剤の違い

抗菌剤

「抗菌剤」とは、細菌の増殖を抑制したり殺菌したりする成分を指します。医薬品ではなく、主に表面処理用の化学物質として使われます。Tufts大学の説明によれば、抗菌剤は大きく分けて短時間作用型(アルコールや塩素など、残留物が残らない)と長時間作用型(トリクロサンなど)に分類されます。

消毒剤

米国環境保護庁(EPA)は、消毒剤の分類基準を定めています。ラベルに記載されたすべての微生物を確実に死滅させることが求められ、細菌だけでなくウイルスや真菌も対象となります。

消毒剤は細菌・ウイルス・真菌を殺菌します。

重要性

Tufts大学の調査によると、米国10州で調査された液体石鹸の76%、固形石鹸の30%に抗菌成分が含まれていました。また、キッチンや浴室、日常の掃除用洗剤の多くにも抗菌・消毒成分が配合されています。

選び方

家庭での使用には、残留物を残さない短時間作用型の抗菌剤または消毒剤が最も安全です。一方、医療機関のように感染リスクが高い環境では、長時間作用型の洗剤が有効かつ必要になることがあります。

留意点

メイヨークリニックは、通常の石鹸での手洗いが十分に効果的であると指摘しています。さらに、抗菌洗剤の過度な使用は抗生物質耐性菌の出現を促す可能性があるとの報告もあります。

正しく使用すれば、普通の石鹸でも十分に菌を除去できます。

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