飲料水中の鉄のレベルと影響

鉄は自然に存在する元素で、米国環境保護庁(EPA)は健康リスクはないとしています。飲料水に含まれる鉄は規制対象外ですが、味や色の問題を防ぐために0.3 mg/L未満が推奨されます。

出所

鉄は土壌から地下水や貯水池へ流れ込みます。濃度は10 mg/Lに達することもありますが、0.3 mg/Lを超えると水が錆びたように見えることがあります(イリノイ州公衆衛生局)。

形態

飲料水中の鉄は、酸化状態の「フェリック鉄(Fe³⁺)」と還元状態の「フェロス鉄(Fe²⁺)」の2形態があります。フェロス鉄は水に溶け、無色・無臭です。一方、フェリック鉄は不溶性で錆色を呈し、味も不快です。

規制と推奨基準

米国EPAは飲料水中の鉄を規制していませんが、味・匂い・色の問題を避けるために0.3 mg/L未満に保つことを勧めています。

健康リスク

EPAによれば、飲料水中の鉄は「迷惑要因」程度で、直接的な健康被害はありません。

水道設備への影響

鉄は配管や給水設備を腐食させ、ステインやスケールを形成します。不溶性の鉄が管内に蓄積すると流量が低下することがあります。

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