細菌の増殖過程と各相の特徴

ラグ期 (Lag Phase)

培養開始直後の段階で、細菌は培地から栄養を取り込みますが、まだ分裂は開始していません。

対数増殖期 (Log Phase)

細菌は最大速度で増殖し始めます。個々の細胞の死は一部ありますが、生成される細胞の方が圧倒的に多く、総数は急激に増加します。

定常期 (Stationary Phase)

細胞の死滅率と新たに生成される細胞の数がほぼ均衡します。増殖は止まらないものの、総数は一定になります。

死滅期 (Death Phase)

細胞の死滅が新生よりも速く進行し、培養全体の細胞数は減少します。なお、まだ一部の細胞は分裂を続けていますが、死滅が優勢です。

細菌増殖への影響要因

温度、pH、浸透圧などの環境条件が最適でない場合、ラグ期が長引いたり、対数増殖期が短縮されたりします。これらの要因は細菌の成長速度や各相の長さに大きく影響します。

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