CPR認定試験対策ガイド
アプローチ
被験者に近づいたら、まず軽く肩を叩きながら大声で「大丈夫ですか?」と呼びかけます。救急隊への連絡と、使用する場合は除細動器(AED)の持参を指示してください。その後、顎を上げて気道を確保するために、片手を顎の下に、もう片方の手を額に置き、顎挙上を行います。
観察
顔を被験者の鼻と口に近づけ、胸側を向いた状態で、呼吸の有無を視覚と触覚で確認します。最低5秒、最大10秒間観察します。
人工呼吸(パルモナリ)
最初の2回の呼吸を行い、胸が上がるのを確認します。1回の呼吸は最低1秒、2回の呼吸は10秒以内に完了させます。成人の場合は喉頭上部(甲状軟骨付近)で頸動脈拍を確認し、子どもの場合は上腕部の肘の内側で上腕動脈拍を確認します。この脈拍確認は最初の呼吸の間(5〜10秒)に行います。
成人の胸骨圧迫(カードリオ)
片手をもう片方の手の背に重ね、指は胸に触れないように交差させて握ります。下の手のかかとを成人の乳頭間(胸の中心部)に置き、1回の圧迫で胸が約5cm沈むようにします。30回の圧迫を23秒以内に行い、圧迫間に胸が回復する時間を確保します。
小児の胸骨圧迫(カードリオ)
小児の場合は、胸骨の乳頭線下に2本の指(中指と薬指)を置き、他の指は手のひらに巻き込むか胸から離しておきます。成人と同様に30回の圧迫を23秒以内に行い、圧迫間に胸が回復する時間を取ります。
手順の繰り返し
人工呼吸に戻り、脈拍確認は行わず呼吸だけを続けます。2回目以降の圧迫では、小児認定で求められる「ツースサム法」(親指2本で圧迫)を使用します。両手で子どもの胸を包み込み、親指2本で圧迫を行います。
除細動(デフィブリレーション)
除細動が必要な試験の場合、まず被験者に近づき、適切なパッドを選択して装置の電源を入れます。人工呼吸を1回行った後、音声と身体的合図で他の救助者にクリア(安全)を伝えます。パッドを貼付し、再度クリアを確認した上でショックを放電します。除細動後は30回の胸骨圧迫を行い、通常通り人工呼吸へと移行します。
