微生物学における連続希釈の計算方法
連続希釈は、実験で同一ロットから作成した標準溶液を段階的に希釈し、濃度を正確に調整する手法です。以下では、2.5×10^7 細胞/mL の培養液を 100 倍ずつ 3 段階で希釈し、最終的に 25 細胞/mL を得る方法を具体的に示します。
必要なもの
- 保護用ゴーグル
- 手袋
- 2.5×10^7 細胞/mL の培養液 10 mL
- 100 mL 試験管 3本
- ワックス鉛筆
- 1 mL ピペット
- 100 mL ピペット
手順
- 作業前にゴーグルを装着し、手袋を着用して安全を確保する。
- ワックス鉛筆で試験管に「2.5×10^5」「2.5×10^3」「25 細胞/mL」とラベルを付ける。
- 式「元濃度 ÷ 希釈倍率 = 新濃度」を用いて、最初の希釈(倍率100)を計算する。元濃度は 2.5×10^7 細胞/mL、希釈倍率は 100 なので、目標濃度は 2.5×10^5 細胞/mL。
- 元培養液から 1 mL を「2.5×10^5 細胞/mL」ラベルの試験管に移し、残りの 99 mL を滅菌水で加えて合計 100 mL にし、100 倍希釈する。
- 同様に、先ほど作った「2.5×10^5 細胞/mL」溶液から 1 mL を「2.5×10^3 細胞/mL」ラベルの試験管に移し、99 mL の水を加えて再び 100 倍希釈する。
- 最後に「2.5×10^3 細胞/mL」溶液から 1 mL を「25 細胞/mL」ラベルの試験管に移し、99 mL の水を加えて最終濃度 25 細胞/mL を得る。
