ログブックの活用手順とポイント
ログブックは、研修中に習得した技能の記録や、業務データ・現場調査の証拠として法的手続きに利用できる便利なツールです。組織によって必要な項目や使用目的は異なりますが、共通して必要な文書化を行います。
基本手順
ほとんどのログブックはページに番号を付け、欠頁をすぐに検出できるようにします。横罫線を入れて記入しやすくし、時系列で記入し、用語は統一して削除は行わない方針です。誤記があった場合は、1本線で取り消し、取り消した人のイニシャルを付けます。略語を使用する場合は、冒頭に略語一覧(レジェンド)を掲載し、意味を明示します。記入は連続したページに行い、ページの抜けや空白は作りません。
証拠手順
ログブックには事業者の現場データを記録し、訴訟や法的手続きで正確な分析結果を示す根拠となります。調査手順や使用した技術、現場の状況、機器の増減、天候変化などを詳細に記録することで、証拠としての信頼性を確保します。
安全手順
一部の行政機関では、ログブックに日々の業務、事故、従業員の出勤状況を記録し、従業員と来訪者の安全を確保します。シフト担当者名、ユニットの人数、前シフトでの重大インシデントの一覧、解決済みの問題点などを明記します。緊急設備や鍵の在庫情報も併せて記載し、迅速な対応を可能にします。
実務手順
医療系の学生や研修生は、ログブックを用いて実習内容や臨床手技を記録し、試験合格や資格取得の根拠とします。手技の種類、患者(クライアント)の氏名、実施日などを記入し、適応・合併症や手技の評価・解釈に役立てます。
