トルエン安全装置と手順
毒性
トルエンは吸入、皮膚吸収、経口で体内に取り込まれます。特に吸入が最も一般的で、蒸気を吸うとめまい、頭が軽くなる、混乱、重度では意識喪失を起こすことがあります。経口摂取は味覚や視覚に影響し、皮膚に触れると乾燥します。いずれの経路でも腎臓や肝臓に障害を与える可能性があります。カリフォルニア州はトルエンを発がん性物質としてリストに掲載していますが、CDCは明確な証拠がないとしています。
個人用保護具
トルエンを取り扱う際は、アセトニトリル製の手袋、安全メガネ、フェイスシールド、ゴムエプロンを着用してください。アセトニトリル手袋はトルエンの浸透を抑え、手や前腕を保護します。軽量な溶剤は飛び散りやすいため、少量(4 L以下)かつ室温以下で作業する場合は安全メガネかフェイスシールドのどちらかで十分です。高温・大量の作業時は、両方を併用してください。蒸気は突然顔に流れ込むことがあるため、換気の悪い場所では呼吸用防護具(マスク)を使用します。
封じ込め装置
トルエンは必ず換気フード(フード)内で取り扱い、蒸気を排除します。フードは手元だけを露出させ、身体への曝露を最小限に抑えます。フードが利用できない場合は、作業部屋を十分に換気し、部屋の一側に空気を送り込み、反対側に排出するファンを設置します。送風側の背後に立ち、排風側に向かってトルエンを置くことで、蒸気の吸入を防げます。
