日射病(熱射病)の原因と予防・対処法

日射病は体温調節が崩れ、生命に関わる重篤な状態です。1992〜2002年のアリゾナ州では52件の死亡が報告されており、地域によってリスクは異なります。

外的要因

日射病(熱射病)は、暑い環境や直射日光に長時間さらされることで起こります。環境温度が上昇すると、体は自然に冷却しようとしますが、激しい運動や長時間の曝露により、冷却機能が十分に働かない、あるいは停止してしまいます。

身体的な誘因

体は発汗により熱を放散します。汗が皮膚上で蒸発することで体温が下がりますが、周囲の気温が高すぎると蒸発冷却が十分に働かず、体温が上昇しやすくなります。また、過度の発汗で体内の水分が不足すると、冷却機能が低下し、体温が危険なレベルに達します。

身体的症状

熱痙攣や重度の脱水が起こり始めると、日射病の前兆が現れます。主な症状は、発汗が止まる、顔や体が赤くなる/青白くなる、皮膚が紫色になる、呼吸や脈拍が速くなる、瞳孔が拡大する、無気力や混乱などです。

疑いがある場合の対処法

日射病は致命的になることがあります。疑いがある場合は速やかに医療機関へ連絡してください。すぐに対応できない場合は、冷水浴や冷たいタオルで体を冷やします。タオルは濡らして皮膚に直接当て、温度が下がるまで繰り返します。また、脳への血流が低下しやすいので、足を高く上げて血流を促すことが重要です。

予防策

予防の基本は十分な水分補給です。薄色・軽量で通気性のある衣服を着用し、日光の熱を反射させましょう。帽子で頭部を日差しから守ることも有効です。こまめに水分を摂取し、暑い時間帯の屋外活動は控えるなど、総合的に対策を講じましょう。

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