アライグマがもたらす危険とは?
家庭のペットへの危険
アライグマは様々な寄生虫や感染症を保有しており、猫や犬に感染させる可能性があります。主なリスクは狂犬病、ジステンパー、回虫、疥癬、レプトスピラ症、ノミ・ダニ、コクシジウム症です。ペットを守るためには、狂犬病ワクチンを必ず接種し、犬はジステンパーとレプトスピラ症の予防接種を最新の状態に保ち、夜間は屋内に入れましょう。
大人と子どもへの危険
アライグマは人にも寄生虫や病原菌を伝えることがあります。追い詰められた際や手で触ろうとしたときに噛まれ・引っ掻かれると、狂犬病やレプトスピラ症、疥癬などが感染リスクとなります。特に子どもは土や砂から回虫の卵を誤飲しやすく、餌付けを手で行うと噛まれる危険が高まります。
住居と庭への危険
アライグマは巣作りのために屋根裏や煙突、基礎部分を破壊し、建物に大きな被害を与えます。侵入防止のため、基礎や屋根裏、煙突の開口部には金網やスクリーンを設置し、すべての通気口を塞ぎましょう。
庭でも食べ物が落ちたままだとアライグマを誘引します。収穫した作物はすぐに持ち帰り、落ちた果実や野菜は速やかに除去してください。フェンスや夜間照明を設置すれば、訪問頻度を減らすことができます。
他の動物への危険
捕食者としてのアライグマは家禽や卵を襲い、鶏やウズラ、ウミガメの卵を食べます。鶏舎周辺の卵はすぐに回収し、夜間は鶏舎をしっかりと閉じてアライグマの侵入を防ぎましょう。自然環境でも水鳥の巣やカメの卵が狙われるため、野生動物の保護対策が必要です。
